健康な歯が生活の基盤であるという意識

日本における高齢者の人口は、今後もしばらく増加を続けると言われています。2042年には高齢者人口はピークを迎えるとされており、2055年には高齢化率も約40%に達することが予想されています。つまり、日本国民の2.5人に1人が65歳以上となる超高齢化社会がいよいよ現実になりつつあるということです。また、75歳以上の後期高齢者人口の割合もより上昇することがみこまれています。

私たちの平均寿命および健康寿命が今後ますます伸びていくことが期待されるなか、高齢化社会・日本において国民の健康長寿の延伸と、それに伴う生活の質の向上はさらに求められていくと言えそうです。そんな中、いまや口内の健康を保つことは私たちの寿命に大きく影響すると言われるようになり、日本人の口腔健康への意識が見直されつつあるのです。