正しい歯磨きと子どもたちのデンタルケア

正しい歯ブラシでのブラッシングは、歯の一本一本を磨き残しがないように、歯ブラシを動かすことが大切であるなどと言われているようです。また歯の表面だけではなく歯の隙間や奥歯などの歯ブラシが届きにくい箇所にも磨き残しがないように、お口の汚れをきちんと落とす習慣が大切です。かといって歯茎にダメージが生じるほど、力任せにブラッシングすることは、口内環境を悪化させるなどとも言われておりますので、何よりも正しい歯ブラシのブラッシングを身に付けなくてはなりません。皆さんが毎日ご使用される歯ブラシの先が少しでも開いた状態であると、お口の中にある歯垢の除去率は2割程度低下してしまうなども言われているそうです。さらに毛先が開ききった歯ブラシでは、そうでない歯ブラシから比較すると5割程度の歯垢の除去率が下がってしまうというようなデータも出されているようなのです。歯磨きは道具を一つとっても使い方を間違えてしまえば、ただ単にお口の中を傷つけているだけということにもなりかねないのです。正しい知識を持って健康な歯をきちんとメンテナンスしていく方法を身につけていきましょう。子供たちの歯を守るためにはまず親御さんがデンタルケアに関する正しい知識をひとつひとつ身につけていかれることが大切です。また子どもたちは歯磨きの意味などを分かっておりませんので、毎日デンタルケアを行う習慣を、ファーストステップとして身につけていくことが大切です。